大学卒業後に就職したけれど、なぜかやる気が起きず、先輩や上司に怒られてばかりで自分が嫌になってしまう。
本当は違う職種に就きたかった人もいれば、今の職場で自分を変えて周りに認めて貰いたいと思う方もいるでしょう。
しかし、実は普段の行動を少し変えるだけで、周囲から認められるようになるものです。
それほど普段の行動が周囲に与える影響は大きいものです。
今回は、20代で自分を変える仕事術について
詳しく紹介していきますね。
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なぜ仕事で怒られるのか?

では、なぜ仕事で怒られてしまうのでしょうか。
怒られる原因は色々ありますが、先輩や上司が怒る理由はとても明確です。
- 何度も同じミスを繰り返す
- ちゃんと話を聞いていない
- メモを取ったりしない
新入社員の頃は、多少見逃してもらえても、入社して1年、2年経って後輩ができたにも関わらず、先輩としての自覚がないまま過ごしている人もいます。
何度もミスを繰り返している人は、そもそも人の話をちゃんと聞いていないこともありますし、メモをきちんと取らなかったりします。
そうすると、手順があやふやになってしまいますので、同じミスを繰り返しがちになってしまうので、結果としてミスを連発し、怒られてしまいます。
怒られたらすべき自分を変える仕事術とは
怒られることは誰にとっても嫌なことです。
急にガラッと変わることは無理でも、地道に継続していくことで、だんだん自分が変わります。
では、どのように自分を変えていけば良いのでしょうか。
ここでは、20代のうちに自分を変える仕事術をご紹介したいと思います。
出勤したらTo doリストを毎日作ることが重要
まず、出勤したらやるべきことを全て確認しておくことが大切です。
とても当たり前のことですが、これができていないと、やり忘れた仕事などが見つかって、終業間際に焦って書類作成などの事務仕事に追われてしまいます。
先輩や上司が出勤してきたら、物怖じせずに「今日急いでやる仕事はありますか?」と訊ねましょう。
急ぎの仕事を急に振られても対処できるように、前もって確認しておくことで、時間の使い方がうまくなります。
その後で、自分が担当している仕事の中で、優先順位をつけて行きましょう。
上司から渡された急ぎの案件、次に自分が1番に取り掛かるべき担当の案件などをメモにして、パソコンのメモ帳や手書きの付箋などに書いて目に見えるようにすると良いです。
何事も可視化することで、やりやすくなります。
デキる奴がやっているメンタルコントロール
同期でも「あの人はデキるな」と思う人はいると思います。そうした人と、自分は一体何がどう違うのでしょうか。
それは決してその人の学歴や見た目で判断されているのではなく、やる気の問題や、仕事のミスの多さにあります。
何回も同じミスを繰り返しているようですと、「覚える気がないのかな」「仕事に対する真摯さが見られない」と上司に思われがちです。
集中力を高めるために机の上を整理整頓している

これは効果があるのか?と思われそうですが、実は仕事がデキる人は机の上がごちゃごちゃしていません。
書類の山や、散らかったペン類などで机が散乱していると、気が散ります。
シンプルに片付けられている状態だと、視界に不要なものが入ってこないので、仕事に集中しやすいのです。
また、書類整理が得意な人も仕事ができます。
終わった案件、これから取り掛かる案件、ペンディング中の案件などをファイリングして、いつ上司に「その書類貸して」と言われても、サッと取り出せるようにしているのです。
メンタルコントロールとしては、集中力を高めるために、視界に不要なものを入れないということになります。
あちこちにいろんなものが散乱していると、それだけで気が散ってしまいます。
片付けが苦手な人は、まず何から手をつけて良いのか理解できていないこともあります。
優先順位をつけることができないため、散らかし放題になってしまうのです。
いつもポジティブシンキングであることが大切

自分は何をやってもダメだとずっと思っていると、本当に仕事ができない人間になってしまいます。
言霊と言いますが、言葉に出していなくても、ずっと自分の心の中で思っていることは現実になりがちです。
仕事がデキる人は、常にポジティブです。
たとえ仕事で失敗しても、どうしてミスをしたのか、それをどう改善すれば次の仕事でミスをしなくて済むかを考えられます。
落ち込んでいるよりも、さっさと気分を切り替えて自分の至らなかった点を反省し、次に繋げようという気概がある人は、仕事で成功します。
また、どこが自分に足りていなかったのかを振り返るために、先輩や上司にも積極的に改善すべき点を質問できる人は、前向きに仕事に取り組んでいます。
ミスをしてしまったからといって、くよくよしているだけでは前に進むことはできません。
ミスをしてしまった時は落ち込むでしょうが、気持ちを切り替えて次は頑張ろう、ミスを無くそうと決意できるポジティブな人こそが、仕事がデキる人なのです。
仕事とプライベートの両方を充実させている人が多い

仕事ができる人は、ただ単にがむしゃらに仕事をしているわけではありません。
日本では、不必要に未だに残業しなければならないという考えが残っていますが、本当に仕事ができる人は、オンとオフを切り替えてどちらも充実させています。
ドイツなどでは、残業する人は仕事ができない人とみなされるので、さっさと定時で仕事を終えるために仕事中は仕事に集中して、帰宅後や休日は友人、恋人、家族と一緒に余暇を楽しんでいます。
仕事で成果を上げつつ、定時で終われるような人は、段取り上手ですし、無駄に残業もしません。
そして、仕事も楽しみながら行っているので、周りから見てもとても充実して見えます。
休日は寝て過ごして無駄にするより、自分の将来のために資格の勉強をしたり、様々なところへ出かけてリフレッシュして、心機一転することで、週始めも頑張って仕事をしようという気分になれます。
それでも怒られるなら職場に嫌われているのかも?

ここまで、20代のうちに自分を変える仕事術をご紹介しましたが、それを実践しても、怒られるのなら、もしかして職場に嫌われているのかもしれないと思うでしょう。
確かにすぐに人は自分を認めてくれないかもしれませんが、ずっと怒られてばかりだと、さすがに嫌になってくると思います。
怒られるならまだしも、無視されるようになると、もう面倒を見るのもやめようと思われているかもしれません。
怒られているうちは、まだその人のためを思って指導的な意味合いで怒られているのですが、無視されているとなると、諦められている可能性があります。
確かに、どちらが悪いかは一概に言えません。
自分が覚える気がなかったり、仕事を嫌々やっていてミスを放置していたりするのならば、諦められても仕方ありません。
ですが、ミスを改善しようと努力しているにもかかわらず、怒られ続けたり、無視されるようになれば、それは嫌われてしまっている証拠とも言えます。
どういうサインが出たら職場に嫌われているのか
今までは怒られてばかりだった為、自分なりに仕事術を模索して頑張っているつもりでも、それでも怒られているようならまだチャンスはあります。
本当に職場に嫌われているとしたら、無視されたりいじめが始まることです。
職場でのいじめは決して許されることではありません。
そのようなことが原因で、病気になったりする方もいます。特に女性が多い職場では、陰口が多いと聞きますが、わざと聞こえるように陰口を言われ始めたら、職場の人に嫌われているというサインです。
もちろん仕事で怒られる方も悪いですが、職場いじめはもっと陰湿で悪いことですし、あってはなりません。
そのようなことに遭遇した場合は、異動を願い出るか、思い切って退職した方が賢明だと言えます。
理不尽に怒られた場合は労基署などに相談する
怒るといっても、部下のことを思って教育の意味合いで怒っているのならば筋が通っています。
ですが、明らかに理不尽な怒られ方をしたり、なんでも自分のせいにされたり、人格を否定するような発言があった場合は、パワハラに当たりますので、労基署に相談する方が良いです。
仕事の仕方について注意をするというのでは無く、「何をやらせてもダメだ」「君は向いていない」などと言われ続けると、やる気を無くしてしまいます。
仕事に関係ない部分を否定的な言い方で指摘された時は、「それは仕事に関係あるのでしょうか」と問いただしても良いと思います。
実際、今の日本社会ではそのような言い方は憚られるという印象がありますが、仕事と関係ない部分や、プライベートな部分をあれこれ詮索されることは気分もよくありませんし、パワハラやモラハラに当たります。
証拠を残すために、ボイスレコーダーを使ったり、手帳に言動を残しておくことが重要です。
転職を考える際も、社内の雰囲気をよく確かめられるように、リクルーターからアドバイスをたくさん貰得るよう、エージェントに相談しましょう。
同じことの繰り返しにならないように、どのような点で困っていたのかを、箇条書きにしてわかりやすくまとめておくと便利です。
仕事で怒られてばかりの20代を変えられるか
仕事で怒られてばかりで、自分に自信を失くしている人でも仕事のやり方を変えることで自分を変えることはできます。
仕事術を覚えて、地道に積み上げていけば成果も出ますし、周りの人も見る目を変えるでしょう。
上司も仕事の成果を上げたあなたを見れば、褒めてくれるようになります。
人間は褒められれば、その分やる気も出ますし次も頑張ろうという気持ちになるので、地道に努力を重ねてください。