会社では仕事のできない人って思われる状況って少なからずありますよね。
仕事でミスしたり、スケジュールやコミュニケーションが上手くいかなかったり、普段の何気ない行動からでも『仕事ができない人』って思われることはあるでしょう。
実は、仕事でもあることを抑えておけば、『仕事ができない人』と思われないようにすることはたいして難しいことではありません。
というのは、仕事ができない人って思われる場合って何かしら普段の失敗だけでなく、特徴的な行動をしている場合が多いように思います。
なので、もし現在、自分自身が仕事ができないと思ってしまっているのであれば、是非このページを読んでみてほしいです。仕事ができないのは単純な行動で改善できます。
当てはまることが一つでもあれば、改善していきましょう。
完璧主義で仕事が遅い人はできない人?質よりも速さ!

完璧主義者の方の仕事の進め方として共通しているのは
「不要な作業をしている」ということです。
例えばクライアントから作業者にある仕事を依頼したとします。
もちろん事前に打ち合わせなどはありますが、実際に成果物を確認しないと分からない部分もあります。
ですので双方の方向性を擦り合わせるために、仮に作成した段階でいったん提出してもらいます。
完璧主義者はこの仮の状態で100%のものを提出しようとします。
30%で提出した人はクライアントとのズレに早い段階で気づけるので、結果的に完璧主義者の人は作業完了が遅くなってしまうのです。
発注者側でも作業者側でも、このような経験は誰にでもあります。
100%の人と30%の人の違いは、どれだけ作業の先が見えているかということに尽きます。
30%の人は「まずクライアントと自分の方向を合わせる」という最初の目的を理解しているので、早く提出しようとします。
しかし100%の人はその目的が見えていません。
「クオリティの高いものを提出する」という観念に基づいて、完璧な状態あるいは相当の労力を費やすため時間がかかります。
そしてその分、間違った方向に進んでいた場合のダメージも大きいのです。
このような仕事の取組み方をしていると、仕様変更を余儀なくされた場合に回せる余力が残っていません。
コミュニケーション能力が無い人は仕事ができない?まずは会話を大切にしよう

次に、コミュニケーション能力がない人は仕事ができない場合が多いです。
仕事をしていれば、上司や部下、先輩後輩に取引先やお客様と会話をしないということはまずありません。
なので生活するために仕事をしているのであれば、会話をしなければなりません。
そして仕事を上手く進めるために必要なのがコミュニケーション能力です。
ビジネスにおけるコミュニケーション能力とは何でしょうか。
単に会話を持たせるのが上手い、盛り上げるのが上手い、笑いを取るのが上手いということを意味しているのではありません。
そこまでの高度のものではなく、もっと原始的なレベルですが高い密度のものが求められます。
相手の言っていることを理解する力と、自分の考えを伝える力です。
当たり前のことを当たり前にこなさなければならないのがビジネスです。
だからこそ、コミュニケーションの基本が出来ていないと作業が思うように進みません。
ひいては業務のステップアップが遠のきます。
ただ上で挙げた例のような能力が不要かと言われればそうでもありません。
ビジネスマンであれば上司や取引先と上手にトークが出来るというのは非常に強い武器になります。
いずれも自分に仕事を引き寄せてくれます。
サラリーマンであれば役職が高い人に顔と名前を覚えられるだけで、昇進が有利になります。
ですが、まずは基本である「聞く力」を「伝える力」を鍛えることを優先する必要があります。
とにかくやる気がない!まずは仕事に対する情熱を!

そもそもやる気がない人って仕事ができないと思われがちです。
嫌いな仕事だからといって、嫌々仕事していたりしませんか?
仕事に対する自分のやる気は、パフォーマンスに大きな影響を与えます。
よって自分が情熱を注げる仕事を選ぶということが一番重要な問題です。
好きこそものの上手なれという言葉があります。
その仕事が本当に好きな人と、興味がない人とでは取り組み方や充実度が全く違います。
長い期間、仕事をしているとその差はより顕著に表れます。
仕事の成果の差は、個人の能力の差ではなく、どれだけ仕事に対して関心をもっているかです。
ですので仕事に対して情熱を持てない方はすぐにでも、やる気のでる場所を探すべきです。
興味が湧かない仕事を続けていても、その仕事が大好きな人には勝てません。
人間とはそのようにできているのです。
ですが、そうはいっても現実問題として情熱を注げる仕事が見つからない、あるいは好きな作業はあるけれど収入が望めないということもあります。
その場合は生活できる範囲で少しでも興味が持てる要素を含んだ仕事を選ぶべきです。
その「少し」が何十年とその仕事を続ける上で大きいのです。
しかし、大好きな仕事であってもマンネリ化してやる気がでない日もあります。
そんなときは作業を小分けにして、小さなやる気の火を灯しましょう。
あるいは昨日と違う作業をやってみるのも一つの手です。
気分転換という手段なら運動をするのも有効です。
それでもやる気が起きなければ仕事を休みましょう。
そして、なぜこの仕事を始めたのかをゆっくり振り返ると良いでしょう。
無理だと思ったら転職を考えよう!
以上、仕事が出来ない人の特徴について記載しました!
もし自分に当てはまる特徴がある場合は、自分を見つめなおし、改善してみるのも一つの手かもしれません。
仕事ができないからといって、他人のせいにしたり環境のせいにするよりも、自分の能力を磨く方が、将来的には有効でしょう。
まずは、自分と向き合うことが何よりも重要かなと思います。
とはいえ、人に寄ってはもうすでに『仕事ができない人』というレッテルを貼られている場合がありますよね。
過去に、会社や部署などで大きなミスを繰り返してしまった場合です。
その場合はイメージを覆すことは容易ではありません。長い年月を必要とするでしょう。
仮に、自分に足りない能力を補ったとしても、会社として評価されにくい場所に配属されてしまっては意味がありません。
そういった場合に備えて転職サイトに登録しておくのはいかがでしょうか。
登録するだけなら料金はかかりませんし、メールであなたにあった仕事も紹介されます。
新しい環境で自分が評価されるような環境に移動するというのも、一つの手段かもしれませんよ。