今回は消防設備士への転職について記事を書いていきますね。
消防設備士への転職を考えたときにこんな悩みが出てくると思います。

- 消防設備士って具体的にどんな仕事なの?
- やっぱり国家資格って必要
- 転職に有利って聞くけど実際どうなの?
と、疑問を抱えている方の悩みを解決できる記事となっています。
というのは、これから実際に消防設備士への転職を成功された方にインタビューし、その経験について紹介してもらいました。
なぜ消防設備士へ転職したのか?なんてことも具体的に記載していきます。
この記事を読み終えることで、転職して消防設備士のお仕事についての理解を深めることができるでしょう。
Contents
消防設備士の仕事内容
消防設備士の仕事内容は、消防設備の設計・施工及び点検業務となっています。
一般住宅以外のほとんどの建物には消防設備を設置することが義務付けられているので、建物の設計段階から消防設備士の免許を持つ人が設備の設計を担当します。
設置案が認められて建設が始まると、消防設備士による設備の設置が必要となります。
火災報知機や消火栓、そして消火器などの設置を設計図面に基づいて行います。
消防設備が設置された建物については、半年に一度の定期点検が義務付けられています。
また、使用用途により異なるのですが、3年に一度または1年に一度のスパンで、定期点検を行った結果を消防署へ報告することも大切な業務の一つとなっています。
消防設備士の将来性

消防設備士の将来性は非常に明るいと思われます。
高齢化社会により福祉施設が多くなり、充実した消防設備の設置が必要となっています。
また、残念ながら発生してします大きな火災によって消防法が改正されることも度々あり、消防設備の強化が時代と共に求められてきています。
一般住宅以外の建物には基本的に消防設備の設置が必要となっていますので、建物の数だけ設計や設置、そして定期点検の需要があるのです。
一度点検業務を受託した場合には、よほどのことが無い限り自動的に継続して仕事を貰うことができますので、仕事が増えることはあっても減ることはほとんどないという業界です。
また、1人や2人dねお独立開業も可能な仕事なので、将来的に起業したい方にもおすすめの業界です。
消防設備士に転職するための必要なスキル
消防設備士は国家資格が必要です。
工事や点検ができる分野によって8種類の資格が存在していますが、そのすべての資格を有している人は一握りです。
非常にニーズの高い資格は3種類となります。
消火栓に関する工事・点検が可能な「消防設備士 甲1類」、自動火災報知設備に関する工事・点検が可能な「消防設備士 甲4類」、そして消火器の点検が可能となる「消防設備士 乙6類」です。
この3つの資格を有していれば、かなりの広範囲にわたって消防設備の設計から工事、そして点検業務ができるようになります。
大学などで工学系の勉強をした方は、その履修や卒業を証明することで受験資格を得ることができますから、転職の際には前もって参考書などで勉強して消防設備士の資格を得ておくことをおすすめします。
転職の際には非常に有利になる資格です。
消防設備士に転職理由

消防設備士への転職理由については、将来的に安定した業種であることが挙げられます。
建物がある限りは消防設備士の仕事は無くなりませんし、消防法が急に緩くなることも全く考えられません。
何よりも、「工事をしたら終わり」という分野ではなく、その後も定期点検業務を受託できる点が大きな魅力です。
建物があり続ける限り点検は必要なので、長期的な安定が約束されます。
そして独立開業も視野に入れやすいというのが大きな魅力の一つです。
自分一人だけでも設計・工事専門で独立できますし、2人以上いれば更に定期点検業務も行うことができます。
親子や中には3世代で独立している方たちもいます。
独立に際にしては大きな設備投資が必要ないという点もメリットです。
ちなみに消防設備士の資格を取得しておけば、講習を受講するだけで「消防設備点検資格者」の資格を取得できます。
消防設備点検資格者の資格を取得すれば、取得している消防設備士の資格区分に含まれていない消防設備でも、点検を行うことが可能です。
消防設備士の資格を1つしか有していないという場合は、ほかの資格区分を取得する間のつなぎとして、消防設備点検資格者の資格を取得しておくといいでしょう。
さらに、その後の転職にも有利になる場合があります。
未経験でも可という条件を出しているところならば、資格を取得しているだけで優遇してもらえる可能性があります。
消防設備士として働いた経験がなくても、電気工事士やビル管理の仕事をしていた経験があれば問題ない、という企業もたくさんあると聞いています。
消防設備士に転職した時に上手くいったこと
消防設備士として関連企業へ転職したときには、学生時代に学んだ機械工学や電気工学の知識が非常に役に立ちました。
消防設備に関しては全くと言っていいほど経験がありませんでしたが、資格取得のための勉強の段階から実際に転職して仕事を始めてからも過去の知識が大変役立ちました。
転職をして初めて見る装置に関しても簡単に説明を聞いたり構造をパンフレットで読むだけでおおよそのことが理解できましたので、あまり他人に迷惑をかけることもなかったような気がします。
工事や点検などについては大人数で作業することが少なく、少数精鋭の場合が多いです。
気心の知れた仲間と黙々と作業をこなすことが自分の性格にはぴったりと合っています。
自分の作業が形に残るという点が、やりがいを感じるとともに嬉しくもあります。
消防設備士に転職した時に失敗したこと
消防設備の会社を選定したときには、少し調査が足りなかったかもしれません。
後々仕事を初めて業界のことが良く分かってきたときに初めて気が付いたのですが、地元にはもっと大きな消防設備の会社が存在しており、そちらのほうが仕事量も多く給料も高いことを知りました。
また、休日やボーナスも多いようです。
今の会社の仕事内容的には全く不満はないのですが、給料やボーナスがもう少し多ければいいのに…と感じています。
私の調査不足が招いた不満なので、すべて私の責任ではありますが。
また、勤務している会社が請け負っている工事や点検の範囲が、すべての消防設備をカバーしてはいない点も少し残念に思っています。
大きな会社ほど消防設備全般をカバーしますので、仕事をしながら自分の知らない分野の勉強もできるのですが、勤務中の会社には不得意な分野があってそれを学べないのが悲しいです。
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