「システムエンジニアの仕事ってどういうことがきついの?」
昔、全く違う仕事をしていた私はシステムエンジニアの友人にたびたび質問していました。
回答は様々で、残業は当たり前でもうイヤですという人もいれば、週3~4勤務で年収500万以上のそれなりに快適に過ごしているよという人もいました。
収入も待遇も、業務量的にもまったく違う差はいったいどんなところかで生まれてくるのか!?
私が見聞きしてきたこと、調べてみたことを中心に書いてみました。
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システムエンジニアの仕事は肉体的にきつい?
肉体労働ではないのでわかりやすく筋肉痛はない(あってたまに腰痛持ち)ですが、システムエンジニアの仕事はもちろんのことパソコンを見ることになります。
目は負担が大きくなり疲れやすいです。
ずっと座っていると体も硬くなりますし、ずっとパソコンとにらめっこした後の一日は目がチカチカしてきます。
私は最初そんなに気にしてなかったのですが、これが日常的になってくると地味にきついです。
私の友人のエンジニアの職場では、仕事が問題なく進んでいるなら好きな時に仮眠をとってもいいとか、ちょっとした運動器具が用意されていて同じように仕事が進んでいるのなら好きな時に使っていいというルールだそうです。
私は蒸しタオルで目を温めてみたり、適度なタイミングで軽く運動をしています。
職場の環境にもよると思いますが、ケアは適度にやったほうがいいです。
と、肉体的にきついことはありますが肉体労働の人に比べたら断然楽です。
私は無職だった時に、建築現場や工場でバイトもやりましたがその時のきつさと比べたら本当に幸せだなと思います。
システムエンジニアの仕事は精神的にはきつい?
エンジニアとしてそれなりに稼いでいる友人が、珍しく疲れた顔をしていた時にどうしたのか聞いてみると、新しい言語を勉強しなきゃいけなくなって仕事が忙しくなってきたということがありました。
ゆっくり勉強したいけど納期もあるのでなかなかそうもいかないという状況だったそうです。
システムエンジニアの仕事にも他の仕事と同じように納期がありします。
そこまでにもちろん間に合わせなければいけないですし、使用経験のないツールや言語を使うことになる時はうまくいかないことも増えて、ストレスは増すかもしれません。
ただいわゆる3K(きつい・危険・汚い)という職場ではないので、残る精神的なきつさというと人間関係や業務量とか給料になってきます。
人間関係は正直職場によるのでなんともいえませんが残る二つにはポイントがあります。
システムエンジニアの業務量はどう決まるの?
システムエンジニアの業務量についてですがまず労働形態で大きく変わります。
正社員である場合、正社員という特性上ほとんどの国内企業は週5勤務で必要なら残業はしましょうとなります。
ただし有名なパソコンのOSをつくっている某海外企業の優秀なエンジニアは週4勤務で月60万もらっているときいたことがあります。
残業についてですが、私の友人の正社員で働く各社エンジニア5~6人くらいから聞いた話を総合すると、大手のIT会社は社員のやりたいやりたくないという意思にかかわらずに残業は月45時間以内にさせるというのを徹底させる動きをとっています。
このご時世ですから当然の流れですね。
ベンチャー企業や中小企業ではルール上は禁止しているけど、そこまで徹底していないよという会社の話は聞きます。
正社員と比較すると、自分の能力がより大きく業務量に影響するのが個人事業主の場合です。
ものすごく簡単にいってしまうと、企業と雇用契約がなく労働時間がきまっていなかったり、仮に雇用契約があるとしても裁量労働制のパターンがほとんどです。
極端にわかりやすく表現すると1秒で作れてしまえばそれで終わりですし、時間がかかりそうなら24時間フル稼働の毎日になることだってあるかもしれません。
でもってうまくできなければお金ももらえません。そのため個人のスキルや仕事を円滑に進める能力が正社員以上にポイントになってきます。
例外もたまにありますが、大筋の傾向はそんな感じです。
システムエンジニアの仕事で成功する秘訣は?
察しがついている人もいると思いますが、システムエンジニアの仕事で成功をする秘訣はスキルのレベルです。
さきほど某海外企業の週4勤務で月60万の人の話も書きましたが、優良企業であれば優秀でシャカシャカ仕事を進めてくれるシステムエンジニアには好待遇なことは珍しくありません。
ですが反対にスキルレベルが低いとそれ相応の仕事しか与えることはできないので、結果的に収入はそこそこで業務量は多めということもあります。
非難するつもりはないのですが私の知り合いのシステムエンジニアさんで、「仕事が多くてきつい」「給料が安い」とった不満をもらす人はあくまで傾向ですが低スキルでかつ技術習得や仕事をすすめる努力があまり見えない人です。
もちろん好待遇の職場をさがすことやそのツテをもっている人との人脈を形成するなども大事ではありますが、そもそもエンジニア面でのスキルや業務遂行能力がないと声もかかりません。
システムエンジニアで成功したいという人は、好待遇な案件を紹介してもらえるスキルを持つことに取り組むのがおススメです。
次に良い案件やお仕事を紹介してくれるエージェントさんと繋がっていくとよいです。